好きです、センパイッ!!


「小春っち、次アンタの番!」


「え?」





私の番って……あっ、自己紹介か!!


ハッとした私は、目の前に座っている男の子3人にヘラッと笑って見せた。





「四ノ宮小春、高2でっす!趣味は高広先輩との未来を妄想すること!好きなものは高広先輩で……いたっ!?」


「すんません、コイツはバカです」





いきなり叩かれた頭を抑えながらバッと横を見る。

なっ、何で急に叩くのよ、睦月!!


痛いよ?痛かったよ!?





「女として見なくていいんで。あ、俺のことも気にしないでください」


「ちょっと睦月それはひどくない?」





女なんですけど。

私これでも一応性別は女なんですけど。





「あ、あー!じゃあお肉焼こう!ね!」


「う、うんうん!そうねっ」


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