好きです、センパイッ!!


よし、そうしよう。

もうダメ元で行ってみよう!!小春、頑張る!!






「あっ、可愛い高校生はっけーん」






先輩達のところに行こうとトイレから出た時、
知らない男の人に道を塞がれた。


茶髪で、見るからにチャラそう。



だ、大学生かな……!?

ううん、ていうか!





「わ、私、可愛いですか!?」


「え?あー、うん。可愛い可愛い」





ヘラっと笑うその人は、私の肩に腕を回して、グイッと顔を近づける。


ちょっと近い気がするんだけど、こ、これが大学生のノリってやつ?





「良かったらさー、俺たちの席で一緒に食べよーよ。女の子1人もいなくて寂しいんだよね」


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