好きです、センパイッ!!


「でも、そんな簡単に無くなるものなの?」


「簡単に出来たら苦労しないよ……はぁムリ先輩カッコいい……」


「小春?」


「先輩何買ってるんだろう?私もあれ食べたいなぁ。ていうか先輩ブレザーも着こなしちゃうなんてやっぱりステキだ……あのブレザーの匂いかぎたいな。それか一回でいいから着てみたい。そしたら先輩に抱きしめられてる感じを体験できるんじゃない!?」


「……」





黙ってしまった柚木にハッとする。

い、いけない私ったら!!


好きっていう気持ち、無くなるどころかむしろ増してるんだけど!?

全然先輩に会ってなかったからその反動なのかな!?




「……アンタには、一生ムリそう」




が、ガーン……。


< 200 / 442 >

この作品をシェア

pagetop