好きです、センパイッ!!


はぁ、とため息をつく

こんなことを睦月に言ったってしょうがないじゃないか、私。



それに話せるだけで十分だし、うん。

たまに笑った顔見れるからね、うん。





「つーか、いつから好きなわけ?1年のいつ頃だっけ」


「え?やだ〜睦月くん、恋バナっすか?」


「なっ…!うるせぇよっ、いいから答えろって」





ガタッと片足で私の机を蹴った睦月にクスクスと笑う




「去年の夏ぐらいかな。だからもう片想い歴1年になるのだよ」




あの時の衝撃は絶対に忘れないよ、私は!




「先輩を見た瞬間に私思ったの。
この人が私の運命の人なんだって!!」




高広先輩じゃなきゃダメなんだって思ったの!!


って、ちょっと聞いてる?睦月!



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