好きです、センパイッ!!
自分から自分の首を締めてどうするんだ睦月!!
「やっぱり行くのやめよう?私まだ睦月に生きててほしいもん」
「……はぁ」
睦月はため息をついてキッと私のことを睨んだ。
そんな彼の態度に私は首をかしげる。
「いーんだよ、俺は」
「え!?良くないよ!」
「……お前、ここのネックレスが欲しいって前言ってたじゃん」
「……え!?」
睦月の言葉に目をパチクリとさせる。
た、確かに、まだ付き合ってなかった頃、そんなことを言ったような気もするけど……。
そ、そんな昔のことを覚えてたってこと?
「誕生日、4月だろ?だから、すっげー遅くなったけど、プレゼントしようと思った」
プイッとそっぽを向く睦月。