好きです、センパイッ!!
だって先輩が嫉妬してたんだよ?
可愛い…っていうかもう愛おしい!!
「おいバカ、そんなんじゃねぇ」
「とか言ってるけど!先輩、今すごく顔赤いですよ?」
「……見るな」
「あっ、ちょっと!どうしてそっち向くんですか!!」
「…頼むから、見るなって。」
恥ずかしくて死ぬ。
膝に肘をついて、両手で口元を隠す
眉間にしわを寄せて、しかめっ面で、だけど顔は赤くて。
ほんのたまに、先輩はこういう顔をするから
私は先輩のことがまたさらに好きになる。