意地悪な集団
全部、相手のほうから。
私は気になった。
直樹の心の中を覗いてみたいくらいに気になった。
いつも親しくしている直樹だからこそ余計に気になった。
その夜―
私は眠れなかった。
あの出来事が気になって。
明日の朝、恵里奈に聞いてみることにしよう。
恵里奈なら少しぐらい情報を知っているはず。
あの恋愛に敏感な恵里奈ならきっと・・・
「実は結衣のこと―――」
直樹が言ったこの言葉。
この言葉を思い出すとなぜか不安になる。
告白されたら、なんの興味もない人でもキモくなければOKする派。
だから全部OKしてきた。
けど今は昔と違って。
気になっている人が―
好きな人がいるんだ。
だから簡単にOKする。
こんなことは、絶対に出来ない。
私は気になった。
直樹の心の中を覗いてみたいくらいに気になった。
いつも親しくしている直樹だからこそ余計に気になった。
その夜―
私は眠れなかった。
あの出来事が気になって。
明日の朝、恵里奈に聞いてみることにしよう。
恵里奈なら少しぐらい情報を知っているはず。
あの恋愛に敏感な恵里奈ならきっと・・・
「実は結衣のこと―――」
直樹が言ったこの言葉。
この言葉を思い出すとなぜか不安になる。
告白されたら、なんの興味もない人でもキモくなければOKする派。
だから全部OKしてきた。
けど今は昔と違って。
気になっている人が―
好きな人がいるんだ。
だから簡単にOKする。
こんなことは、絶対に出来ない。