意地悪な集団
窓を開けて、見えなくなるまで直樹の後姿を見ていた。

「ありがとう・・・」
小さく呟いて、またさっき観ていたドラマの続きを見た。

そのドラマは・・・まさに恋愛物語。
私は自分と重ねて観ていた。


『恋愛っていいな』

そんな事だけを思っていた。


明日がとても楽しみだった。
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