意地悪な集団
「あー、そういえば修学旅行の話聞いた?」
話を変えようと末明が言う。
「なんのこと?」
「なんの話?」
私と恵里奈は答える。
「女子の部屋と男子の部屋を交代するっていうやつ」
「は、何それ。意味不!」
「確か、女子の部屋のほうが広かったんだよね?」
私に続いて恵里奈は言う。
「そうだよ。何か、男子の方が人数多い班があるから交代するんだって」
「そーなんだー」
晴香が答えた。
「何その反応」
「え、変!?」
変も何も・・・
「反応チョー薄かったよ!!」
「え、そうだった?」
って、そんぐらい自分で気づかない?
私だったら「はー、それ超ムカつく」とか、言葉に対して反論すると思う。
それが普通でしょ!
「ま、いいや。後で・・・和也に聞いてみる」
「そうだね。じゃ、結衣よろしく~」
「はいよー」
って・・・
私が和也に!?
なんか普通に言っちゃったよ。
今と前とじゃ、和也に対しての気もち、違うのに。
話を変えようと末明が言う。
「なんのこと?」
「なんの話?」
私と恵里奈は答える。
「女子の部屋と男子の部屋を交代するっていうやつ」
「は、何それ。意味不!」
「確か、女子の部屋のほうが広かったんだよね?」
私に続いて恵里奈は言う。
「そうだよ。何か、男子の方が人数多い班があるから交代するんだって」
「そーなんだー」
晴香が答えた。
「何その反応」
「え、変!?」
変も何も・・・
「反応チョー薄かったよ!!」
「え、そうだった?」
って、そんぐらい自分で気づかない?
私だったら「はー、それ超ムカつく」とか、言葉に対して反論すると思う。
それが普通でしょ!
「ま、いいや。後で・・・和也に聞いてみる」
「そうだね。じゃ、結衣よろしく~」
「はいよー」
って・・・
私が和也に!?
なんか普通に言っちゃったよ。
今と前とじゃ、和也に対しての気もち、違うのに。