キミの生きる世界が、優しいヒカリで溢れますように。
相手に見えなくても、そばに寄り添うことも、できないのかな。
「うっ……うぅっ……」
部屋に入ってすぐ、電気も点けずに地べたに座り込んで泣いた。
ずっと、我慢していた。
怖い。死ぬことが怖い。嫌だ。死にたくない。
生きたい。生きて、生きて、生きたい。
ワガママを言うのを、どうか許してください。口には決して出さないから。誰にも伝えないから。
だからどうか、心の中で思うことだけは、許してください。
死にたく、ない……。
こんなに心から大好きだと思える人に出会えたのに消えたくない。
ずっと一緒にいたい。笑っていたい。隼人くんといれば、私はきっとずっと幸せでいられる。その自信がある。
隼人くんが私と同じ気持ちを持っていてくれているのかはわからない。
だけど、せっかく繋がった気持ちなのに。
死んでしまったことが、本気で悔しいよ。
「隼人くん……っ、隼人くん……っ」
ひとりきり。真っ暗闇の部屋で、心が爆発した。
そのまま私は心のままに、夜な夜な泣き続けた。
気づけば、眠っていた。
そして、夢を見た。