Hold me 副社長の瞳と彼女の嘘
(副社長ね……冷静でドライで感情がない?確かに何を考えているかは全く分からないよね……。でもどうしてこうなった?)
友梨佳は21時を過ぎて、ショップを出てスマホを出してメッセージを確認した。
【少し遅くなる。先に行ってて。いつものウィンストンホテルに俺の名前で予約取ってある。適当にルームサービス取っといて】
友梨佳はタクシーに乗りこみホテルの名前を告げた。
この辺りのシティホテルの中でもとりわけお値段の高いホテルだ。
しかし、この数回で慣れてしまってきた自分に驚いていた。
タクシーの運転手にお礼を告げて、エレベーターでクラブラウンジへとあがり、チェックインしてカードキーを友梨佳は受け取ると、ガラス張りのエレベーターから見える東京の夜景を眺めた。
友梨佳は21時を過ぎて、ショップを出てスマホを出してメッセージを確認した。
【少し遅くなる。先に行ってて。いつものウィンストンホテルに俺の名前で予約取ってある。適当にルームサービス取っといて】
友梨佳はタクシーに乗りこみホテルの名前を告げた。
この辺りのシティホテルの中でもとりわけお値段の高いホテルだ。
しかし、この数回で慣れてしまってきた自分に驚いていた。
タクシーの運転手にお礼を告げて、エレベーターでクラブラウンジへとあがり、チェックインしてカードキーを友梨佳は受け取ると、ガラス張りのエレベーターから見える東京の夜景を眺めた。