意地悪王子の溺愛は甘すぎて危険です!






「そうですか。……それでは、申し訳ない事をしてしまいましたね。」



「あ、いえ、大丈夫ですよ。」



そう、大丈夫。



絶対に。



ーーーバンッ



「レイ!レイ!」



私とレイさんがいた応接室の扉を勢いよく開けて入ってきたのは、



涙で顔をグシャグシャにしたリア王女。



「リア王女!どうしたのですいったい!」
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