意地悪王子の溺愛は甘すぎて危険です!






窓から見える空はまだ明るく太陽も高い。



今は昼近くだろうか。



……昨晩は他の3国の王族がこの城に泊まったはず。



なら、今きっとどこかの部屋で悪魔の事について会議かなにかを開いているはずだ。



どこに……どこに……



見えない、どこに、どこに。



「……見つけた。」



場所は陛下の自室のすぐ近くだ。



確か、医務室と陛下の部屋は同じ階だったはず。
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