意地悪王子の溺愛は甘すぎて危険です!







モヤがかかっているようで、



今まで見れていたあなたの顔が見えないの。



どんな顔をして大丈夫と言ってくれているの?



どんな顔をして私の手を握ってくれているの?



もし今にも泣き出しそうな顔をしていながら、



無理して笑おうとしているなら、



私の腕で抱きしめてあげたいの。



もし私じゃなくてぜんぜん違う所を見ているなら、



あなたのその瞳に私を写していてほしいの。
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