意地悪王子の溺愛は甘すぎて危険です!







* * *



_ どれくらいの時間が経ったんだろうか。



目を開けた先には、



「ガイ、王子……」



グッタリと横たわる、私の大好きな人。



「王子……ガイ王子……!!!!」



彼に触れようと体を近づけようとすればするほど、



体が激しく悲鳴をあげる。



「王子、王子、ガイ王子」
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