意地悪王子の溺愛は甘すぎて危険です!




味方でいてくれた母のために、



今を少しでも長く生きていたかった。



この腕輪がなくても



自分の力にのまれないぐらい強くなってやりたかった。



あれだけ死を願ったけれど、



それでもやっぱり生きたかった。



魔法を使えば使うほど、



私は異常だった。



普通ではなかった。



自分が気づかなかっただけで、
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