意地悪王子の溺愛は甘すぎて危険です!
結局は嫌々ながら耳を傾けることになるんだけど。
「まず、17歳の誕生日おめでとう。」
「ありがとうございます。」
「そこで……お前に初めての任務をプレゼントする。」
「………え?」
このディーヴァ王国を統括している王族、セイクリッド家。
そしてそのセイクリッド家の護衛を代々務めてきたのが、我がステラ家だ。
……まさか、私に念願の護衛の仕事が
「今日からお前はガイ王子の護衛だ。」
「……本当に言ってんのお父様!?」