意地悪王子の溺愛は甘すぎて危険です!




「何って、お前もそっちの方が楽であろう?」



「せめて隣の部屋とか!」



「護衛なら俺の傍にいるべきだろう。」



「別に24時間共に過ごす必要などどこにも…!!」



「俺がお前と一緒にいたい。……これではダメか?」



「えっ………」



正直、今日1日ガイ王子を見続けせいもあってか



この端整な顔を見てもドキマギとするような事はなくなっていた。



でも……それでも、



真っ直ぐに『一緒にいたい』と言われ、



カァーと顔が赤くなっていくのが鏡を見なくてもわかる。
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