意地悪王子の溺愛は甘すぎて危険です!
「はい、ご同行させて頂きます。」
まぁ、嫌だって言っても無理矢理連れていくんでしょうけど。
「それと。」
「はい?」
「……今日から稽古には来るな。」
「なぜです。」
「お前がいると集中できん。故に来るな。」
しゅ、集中できんって……なんか、腹立つな。
「俺は昼食をとりにいく。お前も来い。その後は俺の稽古が終わるまで好きにしろ。」
「……わかりましたよ!行きません!承知しました!」