彼が私を振った理由
でも…泣かしたまんまにはできねぇ!!

マナ…どこにいる!?


いた!



「マナ!」

「あのね。
奏多」
「ごめん!!!」

流石にひどいことしすぎたよな…

「弁当…グチャグチャにしてごめんな。
ほんとにごめん!!!」

「ううん。
いいの。私こそごめんね。」


よかった。
泣いてなくて…よかった。


「明日…一緒に学校行こうな?」

「うん!」

俺はまなのその笑顔が大好きだ。
本音をいうとこれからもずっと隣で笑っていて欲しい。
でもダメなんだ。

「奏多!
今度デートしよう!」
…デート…

無理に決まってんだろっ!

「は?
なんで俺が?」
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