Basket Ball Club2〜ずっと大好き〜



私はある日、直哉に聞いた。

―恋とかしてんのぉー?

そう言ったら、直哉は大きく首を横に振った。


―うぅん、全然してねぇー。

って言いながら。


気になる人も居ないと言った。

直哉…すっごくモテるのに、もったいないな~って私は思っていた。



亜由美は私達と同様に彼氏と毎日らぶらぶしている。


直哉はそれをうらやましいと言いながら話す。

相変わらず直哉はモテている。


でも、告白をOKすることはなかった。



真央の赤ちゃんが生まれたのは3月。


その喜びとは反対に…

あと1ヵ月後が卒業式となってしまった。


私たちは無事に進級できること知り、一安心。


でも、秀二先輩が卒業してしまう…。

秀二先輩の就職先は近いからいつでも会える。



学校で会えなくなるのは寂しい…。

いつも一緒に帰ってたし…、
唯一先輩のバスケ姿を見れなくなってしまうのが寂しい。






< 116 / 160 >

この作品をシェア

pagetop