Basket Ball Club2〜ずっと大好き〜
「きゃあぁああぁ~!!未来っ!久々っ!元気っ!?」
私の顔を見るなりすっごい笑顔の真央が出てきた。
「ちょ…お前うるせぇ!」
そういいながら先輩は真央の頭を軽く叩く。
「いいじゃんっ!久々の再会なんだもんっ!」
真央は私に抱きつきながら先輩に向かって舌を突き出した。
「だとしても近所迷惑だっつのっ!」
先輩はまた真央を軽く叩く。
「もぉ~うるさいなぁ~!」
真央は頬を膨らませて、私から離れて部屋へ案内してくれた。
「うるさいじゃねぇー!」
先輩もそう言いながら部屋に上がる。
奥の部屋にある小さいベット。
そこには小さい赤ちゃんが寝ていた。
「「おっ!?」」
それを発見した私と先輩の声がそろった。
「ふふふっ、可愛いでしょ?」
私と先輩が赤ちゃんを覗き込んでいる間に入って、真央が自慢げに話してきた。