Basket Ball Club2〜ずっと大好き〜
―直哉―
俺は決めた。
未来に告白すること。
本当は諦めるつもりだったんだ。
でも諦めきれなかった…。
恋した気持ちを無理矢理諦めるなんて不可能なんだよ。
放課後…俺は教室に入ると窓の外を眺めていた未来が居た。
うおっ!?神様っ!!!
これはチャンスをくれたのかっ!?
俺はゆっくり未来の横の席に座りながら声をかける。
「ん?どうしたの?」
そう言いながら見上げた顔はむちゃくちゃ可愛いものだった。
俺の心臓ぜってぇーもたねぇーよっ!!!
よしっ!まずは相談からだなっ!!!
「彼氏が居る女に告白するのはだめか?」
俺がそう言ったら未来は不思議そうな顔で俺を見てきた。
…かわいいっ。
あ~やべぇ…本気で俺、こいつ好きだ。
改めて実感した。