Basket Ball Club2〜ずっと大好き〜
そう思って手を握り締めた時…。
「ごめん…本当にごめん…でも、直哉のこと…友達としては大好きだよ。」
そう言いながら、
未来は涙を拭き、俺を軽く抱きしめてくれた。
俺は全く現状を理解できなかった…。
「ちょっ!未来っ!?」
「本当にごめんね…。」
未来はそう言いながら俺を身から離し、涙を再度拭いて教室を出て行った。
…なんだったんだ?
やべぇ…俺、あいつに惚れ直したじゃん…。
諦めるつもりだったのによぉ…
あいつ…ありえねぇだろぉ…。
俺…お前のこと一生愛してる。
だから、お前のこと…、
絶対諦めない。
覚悟してろよ、未来っ!!!!!
いつかぜってぇ、俺の方がよかったってその口で言わせてやるっ!