Basket Ball Club2〜ずっと大好き〜
そして、決定的なものを見てしまった。
未来が…自らその男に抱きついた。
何やってんだよ?
未来の好きな奴は俺じゃねぇのか…。
俺はそれだけを思って学校を出た。
未来が…?俺以外の男と…?
やっぱ誰かと付き合ってれば、女って奴は男に飽きんのか…?
はぁ~…俺は何のために未来を愛してたんだよ!
俺は不安感に押しつぶされ、怒りへと変わっていた。
その時―…
―プルルップルルッ…
俺の携帯が鳴った。
―プルルップルルッ…
携帯の画面をゆっくりと確認する。
―プルルップルルッ…
未来…か。出る気ねぇ…。
―プルルップルルッ…
コールが長げぇ…