Basket Ball Club2〜ずっと大好き〜
私は、すべてを先輩に話した。
そしたらゆっくり抱きしめて、
「話してくれてありがとう。やっぱ俺はお前を愛してるから。一度でも別れようって思ってしまった俺を許してくれ…。」
そう言って、先輩は静かに涙を流していた。
「先輩…私、先輩に嫌われるんじゃないかって思ってた…でも、違うんだね。先輩は私のすべてを理解してくれる…ありがとう。」
私もそう言って涙を流していた。
心配して損した…。
ごめんね、先輩…。
でも、先輩のことやっぱり嫌いにはなれない。
別れるなんて無理…。
大好きだから…。
ねぇ、これからもずっと一緒だよね?
「俺、未来のこと、ずっとずっと大好き。」
先輩はゆっくり私の唇を重ねた。
そして次は激しく…。
さっきまであった不安感はいつしか、消えていた。
私と先輩はお互いが、無くてはならない存在なんだよね。
大好きだよ…先輩。