Basket Ball Club2〜ずっと大好き〜
「………っ!?」
先輩は唇に手を当てて、
目を見開いている。
「あははっ!先輩が可愛いなぁ~って思って、つい」
「ついって何だよ~!もっと激しいのが欲し~い。」
「やだぁ~!」
「っ!!!!!!」
私は先輩に腕を引っ張られ、
激しく唇を重ねていた。
「…あっ……はぁ…」
思わず息が漏れる。
「わぁ~未来エロッ!今、感じただろっ!」
「っもぉー!先輩が激しいのするからでしょ~!」
「してほしくなかったのかぁ?」
先輩は、私の心の中を見透かしてるように言ってきた。
してほしくないわけないじゃん…。
「…言わないっ!」
「おいっ!言えよ!」
「やだよぉ~んっ!」
そう言った後の先輩の目には、
うっすらと涙があった。
…どうして…?