Basket Ball Club2〜ずっと大好き〜
「ぎゃあぁああぁああ!!!!!」
私の悲鳴が家中に響き渡る。
「えっ!?な…っなにっ!?どうしたのっ!?」
勢いよく部屋に入ってきたのは母親だった。
「ご…ごめん…つい…」
と言いながらゆっくり母親の方向を向く。
「未来…っ?あんた…」
「やばい…よねっ?」
「学校…行くの…?」
「休んで…いいの…?」
「一瞬あんたじゃないかと思った…」
「かなり…ひどいよね…」
私の目は昨日泣きすぎて目が倍以上に腫れ上がっていた。
母親も一瞬私ってわからないぐらいだった。
今日は母親に頼んで学校を休むことにした。
目が腫れてるぐらいで学校休むなんてズルいってわかってるけど…今の私の心情のまま行くと絶対また泣きそうだったから…
丁度よかったのかもしれない…。
今日は母親に感謝をする。
「私服に着替えて下りておいで。」
母はそう言いながら朝食の準備のため下りて行った。