Basket Ball Club2〜ずっと大好き〜
「未来−?」
ドアの向こうから聞こえる声。
俺は未来の耳元でそっと囁く。
「あ〜ぁ…邪魔されちゃったな?ざ〜んねんっ…」
俺の素直な気持ちを言っただけだぜっ!?
未来の顔がだんだんと赤くなって行くのが、目に見えた。
こいつ…やっぱ飽きねぇ。
「未来−?居ないのぉ−?」
「えっ…あっ…居るよ!!」
おいおいおい…
動揺しすぎなんじゃねぇの?
でも実際、素直に反応してくれるのが、嬉しかったりもする。