Basket Ball Club2〜ずっと大好き〜
未来のお母さんはドアから頭を出し、部屋を覗きながら、ごゆっくりって言ってくれた。
俺はそんな事よりも一刻も早く、未来と2人きりになりたかった。
お盆を両手でしっかり持った未来が戻ってきた。
ちょっとへこんでいるのか、元気がない。
ごめんね、って謝りながら俺の前にケーキを出してくれた。
俺はちょっと未来をからかってみた。
そしたらいきなり俯くから寂しくなって、未来が顔を上げた時…
俺は不意にキスをした。
俺は俺自身をコントロールすることが出来なかった。
キスがだんだん激しくなっていく。
未来をからかいながら何度も何度も唇を重ねた。