Basket Ball Club2〜ずっと大好き〜
「先輩…遅くなってごめんね?」
私がそう謝ると…
「ばーか!」
そう言ったかと思うと、
気付けば私は先輩の腕の中…。
「…えっ!?」
「信じてるから…。」
「せ…んぱい…?」
私が顔を上げようとした時、
先輩の腕に力が入る。
「…いっ…!!」
痛い…そう言おうとした。
でも…
「お前を信じてるから、絶対来てくれるって信じてたから…だからお前は今、ちゃんと俺の腕の中に居るんだから、何の問題もねぇよ!」
って言ってくれたんだ…。
涙が出そうになった。
こんなに私は想われてるんだって…
実感できた喜びで…。
先輩はいつも優しい言葉を言ってくれる…
私は何度その言葉に助けられただろう…?
私にとって先輩はかけがえのない存在…
私の大切な大事な人なんだ…。