艶恋オフィス クールな室長に求愛されてます
泣かないようにって思っていたのに、傷ついてしまった『ジョニー』を見ると鼻の奥がツンとしてしまって、私は思わず下唇を噛みしめた。
「最悪……」
私の口からポツリとこぼれてしまう。
もう気分は、どん底だ。
今朝は企画書褒められて、有頂天だったことだって、もう数日前のことのように感じる。
たった半日で、こんなに気分がどん底になるなんて思いもしなかった。
私は傷ついてしまった『ジョニー』をポケットにそっとしまう。
先ほどからさらに重たくなってしまった足を引きずりながら、駅とは反対方向へ歩き始めた。
どうして私、こんなに駒宮室長のことで落ち込んでいるんだろう。
そんなことを頭が掠めたことも私は気が付かないふりをした。
「最悪……」
私の口からポツリとこぼれてしまう。
もう気分は、どん底だ。
今朝は企画書褒められて、有頂天だったことだって、もう数日前のことのように感じる。
たった半日で、こんなに気分がどん底になるなんて思いもしなかった。
私は傷ついてしまった『ジョニー』をポケットにそっとしまう。
先ほどからさらに重たくなってしまった足を引きずりながら、駅とは反対方向へ歩き始めた。
どうして私、こんなに駒宮室長のことで落ち込んでいるんだろう。
そんなことを頭が掠めたことも私は気が付かないふりをした。