艶恋オフィス クールな室長に求愛されてます
「室長、そのストラップどうしたんですか?」
お昼近くになった頃、萩原さんが駒宮室長に首にかけている社員証を指さして、素っ頓狂な声をあげる。
萩原さんの声に反応して、周囲で作業を進めていた渡部さんや他のスタッフが室長の社員証に注目する。
例にならって、私も周りのスタッフと同じように、駒宮室長に視線を移す。
胸にぶら下げられた社員証を視界に捕らえた私は、思わず息を飲んだ。
急加速している胸の鼓動は、ドキドキと周りに聞こえてしまうんじゃないかと思うほどうるさい位に動いている。
そんな鼓動の音がをばれないようにしながら周囲を見渡してみたけれど、明らかに動揺しているのは私だけで、駒宮室長はというと、いつもと同じ不愛想な表情のままだ。
というより、開発室のメンバーに注目されて、少し困った様な表情を浮かべている。
お昼近くになった頃、萩原さんが駒宮室長に首にかけている社員証を指さして、素っ頓狂な声をあげる。
萩原さんの声に反応して、周囲で作業を進めていた渡部さんや他のスタッフが室長の社員証に注目する。
例にならって、私も周りのスタッフと同じように、駒宮室長に視線を移す。
胸にぶら下げられた社員証を視界に捕らえた私は、思わず息を飲んだ。
急加速している胸の鼓動は、ドキドキと周りに聞こえてしまうんじゃないかと思うほどうるさい位に動いている。
そんな鼓動の音がをばれないようにしながら周囲を見渡してみたけれど、明らかに動揺しているのは私だけで、駒宮室長はというと、いつもと同じ不愛想な表情のままだ。
というより、開発室のメンバーに注目されて、少し困った様な表情を浮かべている。