艶恋オフィス クールな室長に求愛されてます
「萩原、知らないのか?このキャラクター最近人気があるらしいぞ」
「そんな、趣味があるんですね。」
駒宮室長の表情一つ変えずに言ったものだから、返事に困った萩原さんが苦笑いしながら答える。
「姪が要らないと言ったんだ。別に俺の趣味じゃない」
ストラップを摘まんで眺めている、そのアザラシのキャラクターは紛れもなく私が昨夜プレゼントした『ジョニー』だ。
「あー、そのストラップ、しっぽ欠けてますもんね。」
萩原さんが『ジョニー』を指さして、納得したように呟く。
きっと、駒宮室長の姪っ子も、しっぽの欠けた『ジョニー』は要らなかったんだろうな。
そう思うとなんだか気分が落ち込むはずなのに、駒宮室長の社員証に付けてもらえているという優越感が私を支配する。
「そんな、趣味があるんですね。」
駒宮室長の表情一つ変えずに言ったものだから、返事に困った萩原さんが苦笑いしながら答える。
「姪が要らないと言ったんだ。別に俺の趣味じゃない」
ストラップを摘まんで眺めている、そのアザラシのキャラクターは紛れもなく私が昨夜プレゼントした『ジョニー』だ。
「あー、そのストラップ、しっぽ欠けてますもんね。」
萩原さんが『ジョニー』を指さして、納得したように呟く。
きっと、駒宮室長の姪っ子も、しっぽの欠けた『ジョニー』は要らなかったんだろうな。
そう思うとなんだか気分が落ち込むはずなのに、駒宮室長の社員証に付けてもらえているという優越感が私を支配する。