艶恋オフィス クールな室長に求愛されてます
駒宮室長は、私の説明を聞き終えると天井を仰ぎ見る。

不愛想な表情を崩さないでいる駒宮室長に、不安が募ってくる。


「なかなかいい企画だ」

駒宮室長は天井から視線を私へと移すと、柔らかな表情で微笑んだ。

駒宮室長の言葉に、私は小さなガッツポーズをしながら、渡部さんを顔を覗く。

すると私に応える様に渡部さんもにっこりと笑い返してくれる。


だけど、穏やかな表情を見せてくれた駒宮室長はすぐに表情を曇らせる。

「いい企画だと思う。目の付け所も申し分ない。」


私は息を呑む。


チラリと隣の渡部さんの表情を伺い見ると、それは渡部さんだって同じようだ。
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