艶恋オフィス クールな室長に求愛されてます
「毎日、自分の気持ちを抑えることに必死だった」

「駒宮室長……」

私の言葉を駒宮室長の啄むようなキスが遮る。

駒宮室長がそんなこと思っていたなんて、想像もしてみなかった。


「だけど、自分の気持ちを抑えることも、今日で終わりみたいだ」


駒宮室長は、もう一度私に啄むような軽いキスを落とす。

見つめあった駒宮室長の瞳は引き込まれそうな位漆黒の色をしていて私は交わった視線を反らすことが出来ない。

そんな私に駒宮室長は次々に雨のようにキスを落とす。

いつもの駒宮室長からは想像も出来ない位の甘ったるいキスを与えられ、私の頭はボウっとなる。

< 226 / 262 >

この作品をシェア

pagetop