艶恋オフィス クールな室長に求愛されてます
腰に手を廻され、段々と深くなるキスに私は自然と駒宮室長の首に腕を回す。

唇をこじ開けて入ってきた舌は、私の舌をすぐに探し当てる。


「う…う…んん」
逃げてもすぐに探し当てられては、絡められる舌に私は思わず声にならない声が重なった唇の隙間から漏れてしまう。

私の吐息を駒宮室長は見逃さない。


私を軽々と抱き上げると、キングサイズのベッドに運び、そこに大切に優しく寝かせる。

暖かなオレンジ色の照明は、駒宮室長をやけに色っぽくみせるから私の胸はうるさい位に高鳴ってしまう。

「駒宮室長…」

真っすぐに見つめたまま名前を呼ぶと、駒宮室長は恥ずかしそうにはにかんで見せる。


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