艶恋オフィス クールな室長に求愛されてます
【番外編】報告:初恋はほろ苦い②
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日曜日のメールを境にして、まどかさんから毎日のように届いていた駒宮情報のメールは段々と減ってしまっている。
『ごめんね。最近仕事が忙しくて……』
この間送られてきたメールでまどかさんには汗のマークを添えて、そう書かれていた。
きっと、本当に忙しいんだろう。
まどかさんはいつだって素直で、嘘ついたら後輩の私だってすぐに分かる位顔や口調に出るんだもん。
だけど、少なくなってしまった駒宮情報メールは、内容が少しずつ変化している。
まどかさんの駒宮室長に対する愚痴は、日曜を境に極端に少なくなった。
代わりに車で流している音楽や、集めているもの、それから口癖だとか。
私の本当に知りたかった情報が、散りばめられているというのに、そのメールを見る度に私は心がひりつく。
まどかさんと駒宮室長の距離感がなんとなく変わったことはメールだけでもすぐに分かってしまうというのに、きっとまどかさんはそんなことには一切気が付いていないんだろうな。
あぁ、もう。
なんて罪作りな先輩なんだろう。
日曜日のメールを境にして、まどかさんから毎日のように届いていた駒宮情報のメールは段々と減ってしまっている。
『ごめんね。最近仕事が忙しくて……』
この間送られてきたメールでまどかさんには汗のマークを添えて、そう書かれていた。
きっと、本当に忙しいんだろう。
まどかさんはいつだって素直で、嘘ついたら後輩の私だってすぐに分かる位顔や口調に出るんだもん。
だけど、少なくなってしまった駒宮情報メールは、内容が少しずつ変化している。
まどかさんの駒宮室長に対する愚痴は、日曜を境に極端に少なくなった。
代わりに車で流している音楽や、集めているもの、それから口癖だとか。
私の本当に知りたかった情報が、散りばめられているというのに、そのメールを見る度に私は心がひりつく。
まどかさんと駒宮室長の距離感がなんとなく変わったことはメールだけでもすぐに分かってしまうというのに、きっとまどかさんはそんなことには一切気が付いていないんだろうな。
あぁ、もう。
なんて罪作りな先輩なんだろう。