艶恋オフィス クールな室長に求愛されてます
乾杯から1時間近く経つと、アルコールも手伝ってメンバーのみんなが、饒舌にそれぞれに話しをしている。
ふと、隣に座っていた渡部さんが話し始める。
「隣のビルの『LIVUS』のショップから新規事業開発室に異動する店員がいるって聞いた時には、俺はてっきり溝口さんのことだと思ったんだ」
そんな渡部さんの言葉に、萩原さんも大きく頷く。
「あぁ、あの営業部から店員に異動した異色の経歴って噂の溝口さんでしょ。渡部さん、俺も同じこと思っていましたよ。新人の頃、営業部で駒宮室長と常にトップ争いしていたって社員ですよね」
溝口って、祥子さんのことだ。
私は何も言えずに、黙って話に耳を傾ける。
ふと、隣に座っていた渡部さんが話し始める。
「隣のビルの『LIVUS』のショップから新規事業開発室に異動する店員がいるって聞いた時には、俺はてっきり溝口さんのことだと思ったんだ」
そんな渡部さんの言葉に、萩原さんも大きく頷く。
「あぁ、あの営業部から店員に異動した異色の経歴って噂の溝口さんでしょ。渡部さん、俺も同じこと思っていましたよ。新人の頃、営業部で駒宮室長と常にトップ争いしていたって社員ですよね」
溝口って、祥子さんのことだ。
私は何も言えずに、黙って話に耳を傾ける。