艶恋オフィス クールな室長に求愛されてます
駒宮室長に連れてこられたのは、駅のすぐ近くの昔ながらの商店街の角にある小さな居酒屋。
店に入ると、少し白髪の目立つ老夫婦が元気に迎え入れてくれて、私たちはカウンター席に並んで腰を下ろす。
店内は小さなL字のカウンター席と店の奥に3つほどあるテーブル席のこじんまりとしている。
お通しに出されたさつま揚げの煮物も、駒宮室長が注文してくれたおでんも、冷えた身体をほっこりと温めてくれる。
「おいしい」
「そうだろ」
私の口から自然と漏れ出た言葉に、駒宮室長は満足そうに頷く。
食事を誘われた時には、2人きりで食事なんて絶対喉を通らないなんて思ってしまったけれど、仕事終わりの空腹に加えて、出される食事は絶品ばかりで箸が進む。
店に入ると、少し白髪の目立つ老夫婦が元気に迎え入れてくれて、私たちはカウンター席に並んで腰を下ろす。
店内は小さなL字のカウンター席と店の奥に3つほどあるテーブル席のこじんまりとしている。
お通しに出されたさつま揚げの煮物も、駒宮室長が注文してくれたおでんも、冷えた身体をほっこりと温めてくれる。
「おいしい」
「そうだろ」
私の口から自然と漏れ出た言葉に、駒宮室長は満足そうに頷く。
食事を誘われた時には、2人きりで食事なんて絶対喉を通らないなんて思ってしまったけれど、仕事終わりの空腹に加えて、出される食事は絶品ばかりで箸が進む。