笑顔
1
私の名前は栗本莉音
今日から高校生だ。
「栗本莉音です。宜しくお願いします。私には障害があり、見ての通り車椅子で生活しています。学校の中でも落とした物を拾ってもらったり何らかの形で皆にサポートをお願いすることがあると思います。サポートが必要な時は言うので、できる範囲でサポートしてもらえたら嬉しいです」
私は始業式の後、教室に戻って来ると皆の前で挨拶した。
今の挨拶でお分りいただけたと思いますが、私は生れつき障がいがあるんです。
「じゃあ今日はこれで解散です。お疲れ様でした」
どうやら私の挨拶が今日最後にやることだったらしく、私の挨拶が終わると解散となった。
帰ったら何しようかなぁ
「栗本さん」
そんなことを考えながら帰る準備してると、担任が声をかけてきた。
はい
「クラスの子達もそうだけど私を初めとする先生達もサポートの仕方等について分からないことが多くて栗本さんに色々聞いちゃうと思うけど、今日から宜しく」
そうなのです。
学校側としては私のようなタイプの障がい者を受け入れたのは初めてらしく、合格発表があったその日がからこれまでに何度か必要なサポート等について話し合う為に学校に呼ばれていたのだ。
今日から高校生だ。
「栗本莉音です。宜しくお願いします。私には障害があり、見ての通り車椅子で生活しています。学校の中でも落とした物を拾ってもらったり何らかの形で皆にサポートをお願いすることがあると思います。サポートが必要な時は言うので、できる範囲でサポートしてもらえたら嬉しいです」
私は始業式の後、教室に戻って来ると皆の前で挨拶した。
今の挨拶でお分りいただけたと思いますが、私は生れつき障がいがあるんです。
「じゃあ今日はこれで解散です。お疲れ様でした」
どうやら私の挨拶が今日最後にやることだったらしく、私の挨拶が終わると解散となった。
帰ったら何しようかなぁ
「栗本さん」
そんなことを考えながら帰る準備してると、担任が声をかけてきた。
はい
「クラスの子達もそうだけど私を初めとする先生達もサポートの仕方等について分からないことが多くて栗本さんに色々聞いちゃうと思うけど、今日から宜しく」
そうなのです。
学校側としては私のようなタイプの障がい者を受け入れたのは初めてらしく、合格発表があったその日がからこれまでに何度か必要なサポート等について話し合う為に学校に呼ばれていたのだ。