ブラウンハート
「きーたーよー!男子!」
「ちーび!」
「由梨亜、例のヤツが呼んでる!」
また、ちびか、、。
あの名前で呼んでくれたのは
幻だったのかな、、。

「あ!寝癖マン!あるよ義理ね」
「よっしゃ!もう俺はこれだけでいい」
「いや、他ももらい行くぜw」

「これだけでいいってまじで由梨亜のこと、、」
「ないよ〜、、口だけでもらい行くよw」
「それ、浮気性w」

ついにバレンタインも終わり卒業、、。
大和見かけても寂しくて声をかけれない。

卒業式 3.18
「大和〜、なんで中学のやないの??」
「あ〜、親が準備忘れてw」
「いーな!俺も他のがよかったw」

よくないよ、、大和の制服姿見たかった。
「由梨亜〜どうした?行くよ!」
「あ、ごめん、うん、、!」

式が終わり解散まで自由時間
「由梨亜、トイレ行くから待ってて!」
「うん、ここにいるね!」

結局、話さないまま終わるのかな。

「由梨亜!」
「大和、、。いつから行くの?」
「来週!つか友チョコ、すげぇ嬉しかった!言えよな〜〜w」
「内緒ね!」
「話しても俺の周り知り合いいないから大丈夫!」
「そっか、、」
「制服似合わねぇな!」
「仕方ないじゃん!背が伸びないw」
「俺、どこまで伸びるんだろ〜」
「あ、紗南が来た!」
「ああ!元気でな!」

「由梨亜〜!遅くなった!てか、大和いたねw」
「また、ちょっかいだね〜」
「最後まで疲れるねww」
「慣れたから平気w」

中学なってからは
みんなびっくりしてた

「由梨亜知ってたんでしょ!教えてよ〜」
「教えていいかわからなく、、」
「やっぱ、由梨亜は特別だったんでしょ、、」
「よく分からないけど、、」
「絶対、あれ好きだったはず!由梨亜は鈍感だから」
「え〜〜」
華理奈とかが少し広めて中学の友達も知っている

高校になっても華理奈や中学の友達が
広めていた。

亜美も知っている。
「過去だしもう会えないんでしょ?」
先輩に告白されて悩んでる時に言われた。
「忘れる為にいいチャンスだと思うよ!」

忘れる、、。確かにそう思って
先輩にOKをした。

別に大和から告白された訳でもないし
会う約束もしていない。

東北のどこにいるか分からないし
また他の場所にいるかもしれないし、、。

先輩と付き合って確かにあまり
大和のことは考えなくはなったけど
うまく話せない、、。

大和みないにばかや寝癖マンとか
言えない。

先輩だからかな、、?
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