僕は君を世界で一番、そう一番愛し続けているんだ。純情すぎてもう君しか見えなくなっているこの純愛
そういって親父はドヤ顔でお袋をみたが、




お袋は気づいているのか気づいていないのかは定かではないが、





シカトして黙々と皿を洗っていた。





渾身の名言(?)をスルーされたせいか親父は肩を落とした。





言っていることはたいしたことはないが、






親父にしては的を射たアドバイスであった。






と、急に思い出したように






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