僕は君を世界で一番、そう一番愛し続けているんだ。純情すぎてもう君しか見えなくなっているこの純愛
「まあいいわ」





「よくない。謝れ!」





「はいはい、すいませんでした」







「はいはいとはなんだ。もっと心を込めて」





「あーうざいうざい」




「おいコラ!待ちなさい」






お袋は相変わらずあきれた二人だなと思っているんだろうなあ。






まったく無反応だった。






まあこんな喧嘩は僕たちには日常茶飯事なのだけれども。












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