僕は君を世界で一番、そう一番愛し続けているんだ。純情すぎてもう君しか見えなくなっているこの純愛
進学校に進んだのも、




将来の夢というものを先延ばしにしたかったからにすぎない。




何になりたい。






十年後はどうなっているのか。 






そんな見通しなんてなかった。




大学だって何の大学に入りたいというわけでもなかった。





何大学とか、何学部系に行きたいとかもなかった。










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