僕は君を世界で一番、そう一番愛し続けているんだ。純情すぎてもう君しか見えなくなっているこの純愛
心電図アラーム音とナースコールと










人工呼吸器のアラームが頻繁になり続ける。












ナースステーションの隣の 200号室。











ここが彼女がなくなった部屋であった。











急性期病棟。












そこは生と死のはざまでもがき苦しんでる人たちを対象に僕が働いている。











そう。ここは彼女の最後の場所であると同時に僕の職場でもある。











看護師。













それが僕の仕事である。





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