僕は君を世界で一番、そう一番愛し続けているんだ。純情すぎてもう君しか見えなくなっているこの純愛
任意での参加になるわけだ。



だから当然僕は行くつもりはなかった。




だがそんな僕の性格を彼女は全てお見通しだった。



プリントを配られて1分後くらいだろうか。




ツンツンと背中をつつかれて振り返る。




「いくよ」



「いや僕はいいよ」



「参加しないと面接のとき何も言えないよ」



「ゔ、、、」



というわけで僕は人生で初めて募金活動をすることになった。











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