クールな君と甘々な君
「とりあえずまってろ。絶対ベットから出んなよ」
「え?ちょっ!」
パタン
え。は?なに?ん?みやび颯爽と消えてったよ?
待つこと10分
「大人しくしてたか。ほら、粥作ってきた。食って薬飲んで寝ろ。」
え。
「み、みやびが作ったの?」
「俺以外誰がいんだよ。」
「あ、あれ?みやび料理…出来たっけ?」
出来なかったはず…
「お前なぁ。俺だって粥くらい作れる」
「あ、そ、そーだよね」
だよね!うん!ソウダヨネ!
「まぁ、病人食うものしか作れないけど…」
「そ、そんなことないよ!頑張ればみやびだって作れるようになるよ!」
「いや、俺は食う専門にする。作れるようになったら咲夜の飯食えなくなるだろ?」
な、不意打ちはずるいって…
「………い、いただきます!」
不意打ちの言葉をスルーしてお粥を口に運んだ
パク
ん?まて?
パク
やっぱり……でも言わない方がいいよね…?
「美味しい!みやびもお粥作れるんだね!」
塩と砂糖の見分けがついてないらしいけど…めっちゃ甘かった笑笑
「だから俺だって作れるって。ほら、食ったら薬飲んで寝ろ」