クールな君と甘々な君
「みやびくんと同居しててほしいの」
ミヤビクントドウキョシテテホシイノ…?
ミヤビ…ミヤビ…ミ、ヤビ?
「は!?みやび!?」
無理無理無理無理!
「そんな驚くことないじゃない お部屋に荷物はもう置いてるのよ。あとはみやびくんが帰ってくるのを待つだけ」
は!?いつの間に!?
「ちょ、まってよお母さん!私みやびと同居しないといけないの!?」
「そーよ?みやびくんがいるなら私も安心して出張に行けるわ〜」
「なんてったって長期出張だもの♪」
なんて鼻歌を歌ってる。
え、え…?
嘘でしょ…?
まじで?
一応私高校生よ?
一応私女よ?
男じゃないのよ?
オ〇ェでもないのよ?
年頃の男女がひとつ屋根の下で暮らせと…?
「お、お母さん?」
「ん?なぁーに?」
鼻歌なんて歌いながらこっちを振り向いた
「いつ帰ってくるんだっけ…?」
「1年後よ?」
イチネンゴ…イチネンゴ…ンゴ…ンゴ…
「そ、そうですか…」