クールな君と甘々な君



そしたら急に


「ねぇ」


みやびが言った


「ん?」


「怒ってる?」


え、


「なんで?怒ってないけど」


うんうん。怒る理由がどこに?




「そっか。ならよかった」


とふわりと笑って見せた



────ッドキ



「咲夜?顔赤いけど…」


え!?


「ご、ごちそうさまでした!」


私は勢いよく椅子から立ち上がり食器を戻して部屋に入った



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